

海と泳ぐ魚が大好きな豆苗ちゃん
豆苗ちゃんは元々関東の出身ですが、今は移住をして穏やかな島で一人暮らしをしています。
関東に住んでいた頃から沖縄のことが好きだったそうで、今回移住をしてから初の沖縄訪問に来てくれました。
豆苗ちゃん曰く、約4年ぶりだそうで。
豆苗ちゃんがどれほど沖縄が好きかというと、沖縄出身のあの有名バンドの地元ビールの歌を踊って歌えるくらい。
沖縄が地元の私でもさすがに振り付けまでは知らなかったよ…
あのダンスを見て以来、豆苗ちゃんのことは「沖縄」という角度から見ても尊敬しています。


沖縄に到着してすぐにオリオンビールを飲みに行きました。 テビチとスクガラスと共に。
お酒好きの私たちはまずお酒を飲むですー!
でも沖縄に来たからには、オリオンビールだけではなく沖縄そばも食べさせたい!
ということで、彼女にどんな沖縄そばを食べたいか聞いてみたところ、

「二郎系みたいな沖縄そば…?」と一瞬考えましたが、すぐにどの沖縄そばのことか思いつきました。

その日、本店の大宜味店は定休日だったので、名護店に向かうことに。
お店に向かう車の中で豆苗ちゃんに、
「前田食堂の沖縄そばは本当にボリュームが多いから、無理して食べ切ろうとしなくて良いからね(;ω;)」
と伝えました。
その時豆苗ちゃんはどんな沖縄そばを思い描いていたのでしょうか…
そうして無事お店に着き、注文して出てきた前田食堂の牛肉そばがこちらです。

前田食堂の「牛肉そば」


伝わるでしょうか?
このもやし何袋使ったか分からない盛り盛り具合。
「これ、もやし何袋分なんだろうね?」と彼女と話していると、店員さんが新たに来店したお客さんに向かって、
「すみません今日はもうもやしが無いので牛肉そばは完売です〜」
と伝えていたので、もやしはこの牛肉そばの存続を左右する最も重要なポジションにあると言えます。
(「牛肉そば」というより、「もやしそば」かもしれないね〜)
見てわかるようにこの牛肉そば、もやしと肉の森をかき分け食べ進めてみても、なかなか麺とスープの海に出会うことができません。
炒められたもやしと牛肉は胡椒が効いていてとても美味しいのですが、麺が伸びてしまわないか焦りを感じながら食べることになります。
そして、ピリッとして美味しいもやしと牛肉を咀嚼しているうちに、満腹中枢が刺激されてしまいます。
普段あまり量を食べられない豆苗ちゃん。
やはり満腹中枢が刺激されてしまったせいか、食べるスピードが徐々に遅くなり…
でも完全にお腹いっぱいになる前に麺とスープを少しでも楽しんで欲しかったので、豆苗ちゃんの分のもやしと肉を少しいただきました。
麺は太めで、汁も濃い目で、なかなかスタミナを感じる味わい。
しかし、そんな感じで最善は尽くしましたが二人とも完食には至らず…(;ω;)(;ω;)(;ω;)
悔しい…またリベンジします…!

この後食後の運動も兼ねて、本部の備瀬崎で魚を観察して遊びました。
ちなみに前田食堂名護店は、二人だけであの繁盛店を回しているため、注文や会計になかなか回れないこともあります。
それでもちゃんと美味しい牛肉そばはやってくるので、今後の存続のためにも優しい気持ちで待っていてあげてくださいね( ´ ▽ ` )
次は牛肉そばのリベンジと、牛肉おかずを食べに行くぞー!
れんこん
沖縄出身。6年の県外生活を経て再びうちなんちゅになる。