先日は、クチナジ(イソフエフキ)を初めて自分で捌いて、初めてのアクアパッツァ作りに挑戦しました。
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沖縄魚料理:クチナジ(イソフエフキ)をアクアパッツァにしてみた。
れんこん沖縄出身。6年の県外生活を経て再びうちなんちゅになる。 私、昨今の新型コロナウイルスの影響により、只今自宅待機中です。 この自宅待機期間を何か有意義にできることはないか?と考えました。 私たち ...
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実はその時に出ていたアラ(骨や頭)などを、せっかく初めて自分で捌いた魚だということで、ジップロックに入れて冷蔵保存しておりました。

ジップロックに入れて冷蔵保存していたクチナジのアラ。
ジップロックに入れてはいましたが、ちょっとだけ冷蔵庫が魚臭かったので、もっと強固なジップロックに入れるか、冷凍保存すれば良かったなと少し後悔(⌒-⌒; )
今回はこれを大好きな味噌汁にしようと決めました。
しかし、魚のアラから出汁を取るなんて未経験の私。
私の両親はどちらも魚を捌けない(父は単に魚嫌い、母は生理的に苦手)ので、アラから出汁を取る光景を見ることなく育ってきました。
そのようによく分からない状態でしたが、何となくこれで良いだろうと思い、鍋に水とアラを投入。

とりあえず放り込まれてしまったクチナジのアラ。
煮えるのを待っている間に、「そういえば」と思い立って、魚アラの出汁の取り方を調べました。(順番が違いますね)
そこにはなんと、
【魚のアラの出汁の取り方】
①まずはアラを洗う
②アラに塩をまぶしてしばらく置く
③塩を水で流した後に熱湯をかける
④鍋に入れて沸騰させる
要約するとこのように書かれていました。見事に①〜③の過程をすっ飛ばしていますね。
そうして一旦加熱をやめ、お湯を捨て、表面にすでに明らかに熱の通っているアラに塩をまぶし、申し訳程度の時間を置き、塩を洗い流し、「もう表面に熱が通っているから熱湯をかけても意味ないよね(⌒-⌒; )」と言って再び鍋に入れて沸騰を開始しました。
この一連の早とちりを豆苗ちゃんに話すと、

というお墨付きをいただきました。
色々と頼りになる豆苗ちゃん。特に料理に関してはとても頼りにしています。
鍋に入れたクチナジのアラたちをじっと見つめていきます。

沸いてきました。出汁が出ているのが目に見えるような気がします。
ある程度沸いてきたので、冷蔵庫にあった小松菜、ネギ、生姜、豆腐を入れて完成です。

クチナジの味噌汁
まずはひと口。

最初に色々と過程を端折ったので、出汁の出が不十分だったり、臭みが強く出ていないか心配でしたが、結果としてはそんなこともなく、お寿司屋さんで出てくるようなアラ汁みたいに出来上がりました。
朝から幸せな味噌汁タイムでした。
魚を自分で捌くと一匹で何度も楽しめて良いですね(о´∀`о)
れんこん
沖縄出身。6年の県外生活を経て再びうちなんちゅになる。