先日はうまんちゅ市場の「お魚センター」で購入した、3パックで1000円の刺身を食べ比べてみました。
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沖縄の魚:アーラミーバイ、タマン、イラブチャーの刺身を食べ比べてみた。
れんこん沖縄出身。6年の県外生活を経て再びうちなんちゅになる。 昨日、糸満市のうまんちゅ市場内にある「糸満漁業協同組合『お魚センター』」を紹介しました。 そこで私は贅沢にも奮発して3パッ ...
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どれもとても美味しくいただいたのですが、この量を一人で食べきることは難しかったので、残った刺身をどうしようか悩んでいたところ、

とのアドバイスを豆苗ちゃんからいただいたので、その提案に乗っかることにしました。
本当はその晩のうちに漬けたかったのですが、漬けに必要なみりんも料理酒もなかったため、その日は残りを冷蔵庫に保存して就寝しました。
(※衛生上、漬けにする分の刺身を最初から別皿に取り分けて保存すること、刺身はその日のうちに食べることを推奨します。)
刺身の漬けを作る
翌朝、早速近くのスーパーでみりんと料理酒を買いました。
これは全然関係ないのですが、スーパーには本みりんばかり売っていて、アルコールの入っていないみりんを探すのに少し苦労しました。
沖縄では本みりんの方がよく使われる傾向があるのですかね…。
まずはジップロックに刺身の残りを投入します。
そこに、醤油を大きめのスプーン2杯、みりんと料理酒を大きめのスプーン1杯ずつ投入します。
そして、にんにくチューブと生姜チューブをそれぞれ2cmくらい加えました。
調味料を入れ、少しだけ揉み込みました。こちらを冷蔵庫で1時間半ほど保管しました。
完成した漬けがこちらです。一番上側にあるのがタマンで、そこから時計回りにアーラミーバイ、イラブチャーの漬けになります。
漬ける前は少し魚臭さがあったのですが、漬けた後はそれも消えて、にんにくや生姜の香ばしい香りが食欲をそそります。
それでは実食です。
まずはタマンから食べたのですが、昨日食べたタマンにはなかった“ねっとり感”を感じることができました。これぞ漬け、という気持ち。
アーラミーバイもイラブチャーも等しくねっとり感が増していて、とても美味しかったです。
今回は臭みを消す目的もあってにんにくと生姜を気持ち多めに入れたのですが、薬味好きとしてはそれも美味しい反面、刺身の旨味が感じにくくなってしまったことが反省点です。
全体的に味がよく染みていたので、しょうゆももう少し少なめに入れた方が素材の味が活きたかもしれません。
今回特に良かったのはイラブチャーの刺身。
刺身として食べた時も圧倒的な舌触りの良さを感じたのですが、漬けにすることでねっとり感が出て、より舌触りが際立ちました。
今回は運転が控えていたので断念しましたが、これは絶対にお酒と楽しむべきです。
もしくはお米の上に乗っけて漬け丼も楽しいかもしれません。
次から刺身を買うときは、前もって漬け用の刺身を取っておこうと決めました。
漬けダレの黄金比を探しつつ、今後も極めて行こうかと思います( ´ ▽ ` )
れんこん
沖縄出身。6年の県外生活を経て再びうちなんちゅになる。