先日糸満市のうまんちゅ市場内にあるお魚センターでグルクン2匹を購入していました。
こちら、消費期限までに調理することができなかったため冷凍保存していました。
後日、時間があったので調理をすることに。
グルクンを購入した時から、マース(塩)煮で食べてみたいと思っていたのですが、マース煮に必要不可欠な泡盛を購入していなかったため、先日覚えたアクアパッツァをグルクンでも試してみることにしました。
前回作ったアクアパッツァの記事はこちらです。👇
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今回は家にあるものだけで料理をしたかったので、アクアパッツァに重要な貝類は断念することに(;ω;)
果たしてこの判断は仕上がりにどう作用するのでしょうか。
グルクンのアクアパッツァ作りを開始
まずはグルクンを水で洗います。この時点でまだ解凍はされていません。
刻んだにんにくとオリーブオイルをフライパンに入れて熱します。にんにくがこんがり焼けてきたら、グルクンをフライパンに投入します。
グルクンの皮目に焦げ目が少しつくくらい焼きます。
ちなみにちゃんとした解凍をせずにフライパンに入れてしまったので、この時点で私は「このフライパンの中でなんとか解凍されてくれ…!」と願いながら見つめていました。
(これはまた後述しますが、ある程度解凍させてから調理を開始した方が無難だと思います。)
今回のアクアパッツァの具材はミニトマトと、親戚からもらったロマネスコにしました。
ロマネスコはブロッコリーやカリフラワーに似ている野菜です。房から切り離してレンジでチンしたものにマヨネーズをつけて食べるだけでも美味しいです。
フライパンに水と白ワインを加え、そこにミニトマトとロマネスコ、塩コショウを加えてぐつぐつと10分ほど煮立たせます。
グルクンを確認したかぎり、熱が内部まで通っていそうだったので、そこで完成としました。
ロマネスコとミニトマトが良い彩りを与えてくれています。
しかし、グルクンをひと口食べてみると、なんと芯に近い部分は熱が通っていないではありませんか(;ω;)


豆苗ちゃんに頂いたアドバイス通り、グルクンのみを別のお皿に移してレンジで再加熱しました。
レンチン後のグルクンはしっかり熱が通っていました。
ありがとう豆苗ちゃん。そして今度から冷凍魚は解凍してから調理しよう…。
そんなハプニングもありましたが、無事アクアパッツァを完成させることができました。
肝心の味ですが、貝を使わない分、その他の素材の味がよく感じられた気がします。
特にミニトマトの酸味と甘みがスープに浸透していて、貝がなくても十分美味しくいただけると思いました。
そして、そのスープがグルクンにとても合いました。
グルクンそれ自体はとてもシンプルな白身魚という印象です。それなので、周りのスープの美味しさを引き立て、スープがグルクンの美味しさを引き立てる、良い相互作用を感じました。
あと1匹グルクンは冷凍庫にあるので、次はしっかり解凍してからマース煮にチャレンジしようと思います!
れんこん
沖縄出身。6年の県外生活を経て再びうちなんちゅになる。